電源、マザーボード、CPU、メモリ、NIC(これは換えなくてもよかったのだが…)を入れ替えたせいか、突如として降ってわいた「ライセンス認証せよ」の指示。電源交換は確か点数に入らない筈だし、メモリも種類は変わったものの容量は一緒だしな…。まぁそれでも「構成が大きく変更になった」という事だろう。事実、そうだし。
幸いだったのは日曜日を挟んで三日以内だった事か? 取り敢えず、引っ越し時に色々と詰め込んでそのままになっている段ボール箱を片っ端から調べていく。
………。重い段ボール箱もあるし、結構面倒くさい。外れを引きまくりつつもようやくお目当てのブツに辿り着く。よりによって、奥の方にしまいこまれていたとは…。はぁ、この広げた段ボール箱も元に戻さなきゃいかんのか…(いい加減、きちんと整理すべきとも)。
COAシールからプロダクトキーを間違いのないように慎重に入力をし「次へ(だったか?)」。
そして…。
「ライセンス認証の手続きを行うことができる回数を超えました」というありがたきお言葉! なんだ、重い思いをして段ボール箱を漁ったのは無駄骨か!!!
と言っても、きっちりと正当なライセンスがあるのに、また1万なんぼも出して同じものを誰が買えるか、と。あぁ、電話認証なんて他人事だと思ってたのになぁ、まぁ1万どぶに捨てるよりはましか、と思い、電話する。
このプロセスはwebでよく見かけるので割愛。
不思議だったのが、登録されているキーは評価版の物と言われた事。評価版なんか入れた事あったかな…???
で、結局、何ポイントになったから電話認証せざるを得なくなったのか確認しようと確かwebで公表されてたよなぁ、と検索。
だが、これまた不思議な事に、文書番号302878なるサポート技術情報は「お探しのサポート技術情報は現在利用できません」というつれないお返事。VistaもSP1の声が聞こえてきているのが関係するのかしないのかわからないが、公開してから今までの間、何か仕様変更でもあったのかと勘繰ってみたり。
どのハードウェアを交換すると再度ライセンス認証が必要になりますか?というサポート情報の中で「具体的にどの部品を交換すると再度ライセンス認証が必要になるかという点については、情報は公開しておりません」という記載がある。この文書番号881435なるアーティクルの最終更新日は2004年8月11日となっている。
かたや、文書番号302878はarchive.orgで2004年6月23日に遡るとLast Reviewedは2002/11/22(1.0)とある。仕様変更されている香りもするし、この辺についてはあまり公表はしたくない、という香りもする。最新情報を鋭意執筆中なら喜ばしい事なのだが。
で、現状とは異なるかも知れないので、参考程度に。
ハードウェアハッシュで使用されるハードウェアは以下の10種。
- ディスプレイ アダプタ
- SCSI アダプタ
- IDE アダプタ
- ネットワーク アダプタのメディア アクセス コントロール アドレス
- RAM の容量の範囲 (0 ~ 64 MB または 64 ~ 128 MB など)
- プロセッサの種類
- プロセッサのシリアル番号
- ハード ディスク デバイス
- ハード ディスクのボリューム シリアル番号
- CD-ROM/CD-RW/DVD-ROM ドライブ
そして、ネットワークカードのみ3ポイント、それ以外は1ポイントとして計算をし、「何が変更されたかではなく、何が変更されていないかによって決定され」、「7 ポイント以上が一致すれば、2 つのハードウェア ハッシュの相違は許容範囲内と見なされ」る。
単純に計算してみると今回は5ポイントの一致で、MPA(Microsoft Product Activation)はきちんと仕事をした、という事になる。
悔やまれるのはちょっと付け換える手間を惜しんで、NICまで変えてしまった事か。3ポイント。侮りがたし!
追記: Windows XP プロダクト アクティベーション というページにハードウェアハッシュに関する事が載っています。ただし、再アクティベーションが必要になる例は載っていません。