ThunderbirdでPOP3アカウントをIMAP4に切り替える方法

Thunderbirdを極めよう!?

Gmailのimap4対応が少し話題になった(と思う)。
私なんかはimap4にしなくてもサーバに残す設定なpop3で事足りると思う。
が、web経由で見ようがメーラー経由で見ようが、見た事にすれば(既読)、同じ印がついているのは便利な事は確かだ。
Thunderbirdもimap4対応なので、まずは設定を変更しようとオプションを開く。パッと見、見当たらない。
奥に押し込められているのか?
見つからない。
見当違いな所に?
見つからない。
無いらしい。Becky!ではあったと思うのだが、Thunderbirdでは無いのか…。
標準機能でないなら、アドオンを探してみよう。
見つからない。
探し方がまずい?
見つからない。
googleで検索語句を変えつつ探してみても「Gmailがimap対応、切り替えは言語を英語にして」そんなんばっかり。
己の検索能力の無さを呪いつつ、最後の手段に。

***************************無保証***************************
ここで紹介する方法を試した結果、いかなる結果になろうとも私は
責任を負いません、負えません。自己責任にて試す事。
***************************無保証***************************
とお約束の文言を入れて。
about : config
こいつでなんとかならないのか? 試行錯誤した結果…。
[ツール]→[オプション]→[詳細]→[設定エディタ]
これでご承知の通り Thunderbird の about : config が開く。
フィルタに mail.server.server と入力。
すると見慣れたものが目に映る筈だ。
mail.server.server1 から登録アカウントの数分同じようなものが列挙されているであろう。1はローカルフォルダ固定の例外かも知れないが、基本的に数字の若い順にフォルダペインにアカウントが表示される(んだったと思う)。
ここでは便宜上 2 の設定として進めよう。と言わなくとも、pop3とか何やら表示されてるのが目に映っている筈。
.type (mail.server.server2.type)の pop3imap ( imap4 ではない) に変更する。
ついでで、.hostname (pop3サーバのアドレスになっている筈なのでimapサーバのアドレスに変更する)と .port (Gmailなら995→993)の変更もしておこう。
ここで一度終了をし、再度立ち上げなおす。
すると…。
不完全設定ながらimapアカウントとして生まれ変わった!
不完全設定だよ、不完全…。
そう、imapとして本来必要な初期設定なんかが丸々抜け落ちているのでそういう落ちになる訳だ。
しかし、Thunderbird側が設定の補完をしてくれるので、メール受信では支障は無い。アカウント設定のOKボタンが押せないとか、メッセージの保存先がpop3~のままだとか、不完全。くどいけれど不完全。どこかに不備があるのだろう。
初期からimapなアカウントと設定内容を見比べて足りない部分をどうこうとかしちゃったら、もう、新規で作り直した方が早い。というかここまでの間で、新規で作り直した方が早い。断然早い。
まぁ結局のところ、できたって事の満足感!?(だけ) あぁ、prefs.js を編集してもよかったんだな…。

Thunderbirdを極めよう!?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする